てんこもりラーメン@川越
友人と国分寺で飲んだ帰りに寄った。
この日は川越祭りだった。祭りの喧騒が心地よい。もう終わりくらいだったけどね。
にぼ乃詩に行こうと思ったけどもうスープ切れらしく断念。
代わりにこちらの店へ。
地元民なら大体知っているんじゃないか。知っているけど入ったこと無い人も多いと思う。
頼んだのはつけ麺チャーシューかつお味(980円だったと思う)↓
味玉は元々ついてる。
慣れ親しんだ味。魚介のざらつきを感じる、モダン一歩手前の味。全然悪くない。スープがあつあつ。このハムっぽいチャーシューは味もハムっぽく、好き嫌いがあると思う。でも慣れるとおいしい。めんもつるつるしていて悪くない。
店内はそんなに綺麗ではない。店員もDQNっぽい。
でもそれがいい。何も気負う必要がないのは心に優しい。
こひや@川越
ラーメンに耐えうる身体を作ろうと水泳に通った帰りに訪問。
水泳は週二で頑張ろうとしている。会社の健保で安く行けるので。30分で限界だが。
ほんとはにぼ乃詩に行こうとしていたのだが、長蛇の列で断念。
ようやくこの店のうまさが認知されてきたか? テレビなりYouTube(すするTV)とかの影響だろうか。ただこうなると暫くいけない気がする。回転が良い店ではないしね。店長さん身体を大切に、頑張って下さい。
さて、フラれてしまったのでそのちかくのこちらにきた。佐野ラーメンの店。川越では珍しい。結構好きなのだが遠くて中々来られない。
迷ったが川越醤油豚骨ラーメンと半チャーシュー丼をオーダー。男の子は半チャーシュー丼があったら頼みたくなってしまうのです。
思っていたより豚骨が泡立っていたのでびっくりした。マイルドでうまい。いいねえ。麺はぱっつりしたやつ。
チャーシュー丼は安定の旨さ。ここはチャーシューがボリューミーですばらしい。うめえ。
久しぶりに来たが観光客と地元客がどっちも入っているように感じた。いいことだ。
【ラーメン】塩チャーシュー麺in桑ばら@池袋【食べ歩き】
塩。それはソルトでありサラリー。
我々の生活と生命活動に必須の白い結晶。
最も力強いラーメンとはいったい何味なのか。
それは豚骨でも背油チャッチャでも二郎でもない。
塩。
それなのだ。
完成された塩ラーメンはどんなラーメンよりもワイルドで凶暴で、味わうものを引き込む複雑さを持っている。
そんなポテンシャルをもつ店は少ない。しかしそのうちの一つにこの前行けた。
うーん、素晴らしい。
この繊細さとワイルドさという矛盾を唯一許すのが塩ラーメンだろう。
こちらの塩ラーメンは塩を客が後から溶かすのだ。出汁のみでもうまい。このままでもいける。しかし塩を溶かすと、こちらが溶かされた心地になる。
麺は細麺でしなやか。なのにこの力強さはなんだ。
それは塩。
余計なものはいらない。塩さえあればいい。
そんなラーメン。
【ラーメン】つけ麺inラーメン二郎川越店@川越【食べ歩き】
実家暮らしのアリエッティなので父親とたまにラーメンを食べに行く。
父は還暦を迎えているがなかなかよく食う。二郎も最近知ったのに折々で食べる。
その父が地元の川越二郎がつけ麺を始めたので食べたいと駄々をこねたので行くことに。ワシもきょうみあるし。
30分程ならび着丼
小豚つけ麺+ラー油(ニンニクアブラ)
うーん!おいしげ!
たまらず肉にかぶりつくと調味料だけではない豚の甘さが広がる…。こりゃうまい。野菜はシャキシャキ。
麺はスープに使っていないので白さが目立つ。なまっちょろく見えるが凶暴なメーン。
そしてスープだが…。思った以上にライトだった。拍子抜けだ。まあ重たくなくていいんだが、なんか釈然としない…。
麺スープ麺スープと食べていると、麺の粉っぽさが目立つようになった。加水率低いからかなぁ。ちょつらい。
頑張って完食。黒ウーロンと油の少なさに助けられた。ここはつけ麺はまあまあだなあ。美味しいけど。それなら汁無しかラーメンのがうまいと思う。
父が必死の形相で食らっていた。
後で話を聞くと、間違えて小豚つけ麺を頼んでしまったらしい。とっさに野菜少な目にしたというファインプレー。結局少し残したとのこと。まあ仕方ないわな。
【ラーメン】元祖札幌や@有楽町【食べ歩き】
8月10日の話
この日はめちゃくちゃいそがしく、十五時に昼飯を食うことに。昼飯とは(哲学)
近くで空いている店がない…そして疲れた身体にはラーメンということでこちらの店に。
この元祖札幌やというお店、有楽町で働くようになりはじめて知った。最初は「またおまチェーン店か…」と思っていたが、なかなかうまい。
味噌スープから漂う豚骨獣臭がたまらなくいい。これ嫌いな人は無理だろうな。でも私は好き。
チャーシューも昔ながらのやつで脂身と赤身のバランスがいいもの。脂身たっぷりもいいけど、個人的にはこっちのが好き。
五臓六腑に染み渡る味噌を感じながら完食。またこなければ。
結局そのあとも忙しく、22時ちかくまで残業したとさ。やれやれ。
~追記~
二年後の今僕は違う仕事をしている。有楽町からは遠く離れている。
ここのチャーシュー麺が懐かしい。オフィス街の中にあるオアシスだったな…。意外とこういうお店はないものだ。
カレー担々麺専門店「虎杖」@有楽町
台風接近に伴い弊社でも早く帰ろうムードが蔓延しておった。
しかし私の所属するチームはそんなの関係なしに残業があるようだ。
これはやってられん、麺を食べなくてはと訪問したのがこちらの店。有楽町交通会館の中にあるお店、「虎杖」。最初は噂の交通飯店にいこうとしたが減らない行列に閉口。急遽チェンジ。
なにやらカレー担々麺なる奇妙な料理の専門店らしい。ふーむ。想像できそうでできない。
とりあえず暑いことだしの冷やしカレー担々麺を選択、さらに蒸し鶏をトッピングして待つこと5分で着丼。↓
冷やしカレー担々麺900円くらい。
悪くない見た目。
お味の方はカレーに軍配が上がるスパイシーステータス。悪くないが、期待値を上回っては来ない。
麺は細麺で誤解を恐れずに言えば日高屋っぽい。おいしいけどね。食感もいい。
ひき肉はそんなに存在感はない。トッピングのむしはしっとりしていて美味しいがマストというほどでもない。
卓上の特製スパイスをかけるが特に変わらず。ていうかすごい出にくいこれ。
オリジナル要素はあるけど期待値を越えてくることはなかった。でも自分が食べたのは冷やしなのでまだ判断はできない。やはり担々麺は熱くてなんぼだし。あとセットのターメリックライスもおいしそうだった。また気が向いたら来るかも。
交通会館は始めてきたけど美味しそうなお店がたくさんあるなー。次は近くにあったカレー屋に行ってみよう。
にぼの詩@川越 ~煮干死~
今日は新宿で開催されるブロックチェーンセミナーに参加しようと思ったのだが寝坊して忘れてしまった。私のばかばか。
で、川越まで中途半端にでてきてしまったので、前回訪店した「にぼの詩」に再び赴く。
前回は極み煮干しそばの強めを頂いたので、今回はその上の「鬼ビタ」を頂く。
バーみたいな店内で寛いでいると10分くらいで着丼。↓
純煮干しそば「鬼ビタ」
なかなかの見た目。チャーシューがバラに変わっている。
スープはどんかもんかなー。ずる、と一口。
あれ、な
にこ
れ に、が
苦
煮 干
死
……………………
……………
………
…
はっ。意識が飛んでいた。今何してたっけ。
そうだスープを飲んでいたんだ。ちょっと暑くてくらっと来たのかもしれない。いやー熱中症は危険ダナー。はやく食べて帰ろう。ずる、とスープ一口。
苦ッッッッッッッッッッッッ
げぇぇェェェェェェ!!!!
およそ自然界に存在してはいけない苦さ。なんだこれ。やばい。震える手でもう一口。
煮
干
死
ニッッッッッッ!!!!
やっぱり苦いこれ。半端ない苦さ。
前回がギリギリセーフの苦さだとしたら、これはギリギリアウトと見せかけてのアウトォ!はいやめやめ!
はは、なんか笑えてきた…。旨味も何もない。
苦い。煮干しの苦さ、業、生命、全てが濾過されずに口の中で爆発する。
一瞬で尿酸値が振り切れそうだ。
間違いなく万人受けしない上級者向け。
ラーメン界の危険物。取扱注意。煮干しグリセリン。
でも、癖になってきたこれ。やばい。苦い。
ただ、ただ圧倒されるうちに完食していた。
自然に店長に「思った以上に苦かったです」と話しかけていた。店長も気さくに「やばいですよね」と言っていた。ほんとだよ。
曰く、純煮干しそばが一番バランスとれていて、色んな風味が楽しめるそう。鬼ビタになるともう何も感じられなくなるらしい。しかしだんだんと癖になり、やがて鬼ビタでも満足できなくなり、最終段階「ラオウ」を注文し始めるとのこと。ヤバイな。煮干しゾンビだわ。もう、煮干しの墓土をさらって食っているようなものだ。体を愛えよ…。
店長と癒しのトークをしたあと帰る。暑い。そして苦い。でもなんか達成感がある…。これ知ってる。二郎食べたあとのやつだ。
中毒症状の発露に恐れおののきながら、熱波にむせ返る川越を行く。