頼むから自由にしてくれないか?

創作、ブンゲイファイトクラブ、六枚道場について綴る文芸にんげん。あとたまにラーメンと仮想通貨。ラーメンライター。

カレー担々麺専門店「虎杖」@有楽町

台風接近に伴い弊社でも早く帰ろうムードが蔓延しておった。

しかし私の所属するチームはそんなの関係なしに残業があるようだ。

これはやってられん、麺を食べなくてはと訪問したのがこちらの店。有楽町交通会館の中にあるお店、「虎杖」。最初は噂の交通飯店にいこうとしたが減らない行列に閉口。急遽チェンジ。
なにやらカレー担々麺なる奇妙な料理の専門店らしい。ふーむ。想像できそうでできない。

とりあえず暑いことだしの冷やしカレー担々麺を選択、さらに蒸し鶏をトッピングして待つこと5分で着丼。↓
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冷やしカレー担々麺900円くらい。

悪くない見た目。

お味の方はカレーに軍配が上がるスパイシーステータス。悪くないが、期待値を上回っては来ない。
麺は細麺で誤解を恐れずに言えば日高屋っぽい。おいしいけどね。食感もいい。

ひき肉はそんなに存在感はない。トッピングのむしはしっとりしていて美味しいがマストというほどでもない。

卓上の特製スパイスをかけるが特に変わらず。ていうかすごい出にくいこれ。

オリジナル要素はあるけど期待値を越えてくることはなかった。でも自分が食べたのは冷やしなのでまだ判断はできない。やはり担々麺は熱くてなんぼだし。あとセットのターメリックライスもおいしそうだった。また気が向いたら来るかも。

交通会館は始めてきたけど美味しそうなお店がたくさんあるなー。次は近くにあったカレー屋に行ってみよう。

腰痛が治らない原因、治すために

私は去年の七月、丁度今くらいの時期にぎっくり腰になった。

作業に出掛けようとして荷物を持ち上げたとき、腰が弾けとんだ。「ギクッ」じゃなくて「ッパーン!」って感じ。それから一週間は何もできず、職場も撤退せざるを得なかった。

それから一年経った今でも腰痛は治らない。さらに言えば、右の太腿も痛い。これは坐骨神経痛の症状に似ている。

色々医者とか、整体行ったけど結局治らななかった。日々、鈍痛に苦しんでいる。

何で治らないんだろう。
何で俺がこんな目に遭うのか。
そう思ったことは何度もある。

腰痛の最大の原因はおそらく「姿勢のわるさ」に尽きると思う。
私は仕事でストレージという大きな機械の保守作業をしていた。ストレージはとても高価で、データセンターなどに大概置いてある。そして、データセンターというのは機械を保管するためにあるので、基本的の人間に優しくない環境だ。

寒い。狭い。椅子がない。

固い地べたに座ってノートPCを前屈みで猫背で何時間も打たなきゃいけない。これが私の場合ようつに繋がった。

その後何ヵ月も苦しんだあと、一つの手法を試して仕事復帰できるくらいにはよくなった。
それは「お尻の下にテニスボールを敷く」だ。

腰痛の人間は大抵座骨が寝ている状態にある。骨盤が後ろに倒れているのだ。テニスボールの上に座ることによってそれが矯正されびっくりするくらいよくなる。

私はこれでいきなりよくなって、仕事に復帰できた。

ただ、完治するまでには至っていない。これは最低限の治療法で、まだまだ必要なことがあるのだろう。筋肉をつけたり、ストレッチをしたり。

腰痛が治らない人は、テニスボールの上に座って骨盤を立たせることをお勧めする。

にぼの詩@川越 ~煮干死~

今日は新宿で開催されるブロックチェーンセミナーに参加しようと思ったのだが寝坊して忘れてしまった。私のばかばか。

で、川越まで中途半端にでてきてしまったので、前回訪店した「にぼの詩」に再び赴く。

前回は極み煮干しそばの強めを頂いたので、今回はその上の「鬼ビタ」を頂く。
バーみたいな店内で寛いでいると10分くらいで着丼。↓
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純煮干しそば「鬼ビタ」

なかなかの見た目。チャーシューがバラに変わっている。
スープはどんかもんかなー。ずる、と一口。

あれ、な
にこ
れ に、が

煮  干  

……………………
……………
………

はっ。意識が飛んでいた。今何してたっけ。
そうだスープを飲んでいたんだ。ちょっと暑くてくらっと来たのかもしれない。いやー熱中症は危険ダナー。はやく食べて帰ろう。ずる、とスープ一口。


苦ッッッッッッッッッッッッ
げぇぇェェェェェェ!!!!


およそ自然界に存在してはいけない苦さ。なんだこれ。やばい。震える手でもう一口。



ニッッッッッッ!!!!

やっぱり苦いこれ。半端ない苦さ。

前回がギリギリセーフの苦さだとしたら、これはギリギリアウトと見せかけてのアウトォ!はいやめやめ!

はは、なんか笑えてきた…。旨味も何もない。
苦い。煮干しの苦さ、業、生命、全てが濾過されずに口の中で爆発する。

一瞬で尿酸値が振り切れそうだ。

間違いなく万人受けしない上級者向け。
ラーメン界の危険物。取扱注意。煮干しグリセリン

でも、癖になってきたこれ。やばい。苦い。

ただ、ただ圧倒されるうちに完食していた。

自然に店長に「思った以上に苦かったです」と話しかけていた。店長も気さくに「やばいですよね」と言っていた。ほんとだよ。

曰く、純煮干しそばが一番バランスとれていて、色んな風味が楽しめるそう。鬼ビタになるともう何も感じられなくなるらしい。しかしだんだんと癖になり、やがて鬼ビタでも満足できなくなり、最終段階「ラオウ」を注文し始めるとのこと。ヤバイな。煮干しゾンビだわ。もう、煮干しの墓土をさらって食っているようなものだ。体を愛えよ…。

店長と癒しのトークをしたあと帰る。暑い。そして苦い。でもなんか達成感がある…。これ知ってる。二郎食べたあとのやつだ。

中毒症状の発露に恐れおののきながら、熱波にむせ返る川越を行く。

小説とトークンエコノミー

普段小説読んでる人で、仮想通貨やトークンエコミーを知っている人ってどれくらいいるのかな。

けっこう胡散臭く感じる人も多いと思うし、それは間違っていない。仮想通貨の多くは詐欺だったり、ポンジスキームだったりする。

でもその技術を知っておくのは必要なのこと。

「小説と仮想通貨って何も関係なくない?」って思うかもしれない。一見確かにそう見えるかもしれない。

じゃあその相容れなさそうな両者がうまく組合わさった時、何が起きるのか。

それは簡単に言うと「好きな本を読んで広めて宣伝すれば、あなたはそれだけで生活できるかもしれない」ということだ。

簡単に言い過ぎただろうか。
まあ過程を完全にすっとばしているからそう感じるだろう。

過程を簡単に説明する。なぜそんなことができるのか。

いくつかの仮想通貨を利用することで、あなたはトークンを作り出すことができる。ここでいうトークンとは「価値を代替するもの」つまり「株」のようなものだと思えばいい。あなたは自分の株を作ることができるのだ。

株にはいくらかの価値がついている。そしてそれは企業(あなた)が有名になったり、素晴らしい発明をしたり、素敵な行いをすることで価値が高まる。

それに投資や投資としての価値を見出だされると注目され、売買される。そうするとトークンに流動性が生まれて活発になる。価値の流動的なやり取り、私たちはそれを経済と呼んだりする。

もしそれが好きな作家のトークンだったらどうだろう。
あなたはそのトークンを、その作家が有名になる前から応援して保有していたとする。あなたは頑張って魅力を広報し、応援した。トークンの価値もどんどん上がってきた。あなたの保有するトークンの時価総額も膨らんでいく。あなたは自分の好きなものを応援することで、資産を増やすことができる。

そしてあなたはトークンを生み出す側にも回れる。これってすごいことだ。

「個人による価値の創造と、個人が生み出す経済圏」それがトークンエコノミーだ。

トークンエコノミーはクリエイターとの相性がいい。私は漫画家や小説家が己の収入を確保したり、読者とダイレクトに繋がれる可能性があると思っている。

この先こういう考え方は広まるだろう。

その時は好きなことで生きていく、あなたがあなたらしく、自由に生きることができるようになるかもしれない。

天下一品@池袋

今日は仕事でやらかした。メールの誤送信だ。

まさに注意散漫。

ブログ作って一日目でフラグ回収するとは思わなかったぜ。優しい上司が巻き取ってくれた。後でヒアリングはあるだろうけど。ありがたいし、さすがに申し訳ない。さすがにへこむ。

へこんだ気持ちはどうするのか。

ラーメンで膨らませよう!!

ということで晩御飯はラーメンに決定。
さてこの時間の池袋で何がやっているだろうか…。

中本、武蔵家、ラーメン大、油組…。

飽食の都、池袋は欲望を満たすようにできている。
候補は数あれど、最近ご無沙汰でかつ濃厚なスープとにんにくを暴食したい気持ちだったので天下一品に。

天下一品に私が来た。↓
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んー、うまそう。この色合いだよ。豚キムチとこってりラーメン。セーラー服と機関銃を彷彿とさせる相性のよさ、まさかの組み合わせ、運命の出会い。

かつての哲学者は言った。
「ラーメンは流転する」と。
そう、全てのラーメンはあまねく存在を包み込み、取り込んで己がものにするのだ。

もちろん追加でにんにくやくみももらう。ご飯にたっぷり落として、胡椒をかける。少しスープで湿らせて、セルフガーリック飯のできあかり。

和が地元川越にも天下一品はあるのだが、(川越には何でもあるのだ!)川越の豚キムチは汁だくで塩味が強く、濃厚だ。池袋の豚キムチはあっさりしている。しかしこれもよい。また一つの側面だ。

うまい、うまい。嫌なことを忘れられる。至福の一時。

世の中の社会人は皆暴食の徒(ともがら)だ。われわれはあらゆるストレスと戦わねばならない。そのために、いやなことを遠ざけ自分を幸福に追い込む必要がある。むしゃむしゃ。

となりのリーマンはラーメン屋で一人のみ、しかもホッピーの中をたのみ続けるという上級者だった。
独り言を呟き、曖昧な笑みを浮かべて、一人の世界にのめり込む。流石です。きっと日中は誰よりも真面目で、優しく、劣等感と自己否定を肯定しておるのでしょう。今はあなたのまわりの人、みんながあなたを放っておいてあげています。どうか、いまこの時間はやすらかであれ。

蒸し暑くて汗の吹き出す夜。電車に乗る。これから帰って明日も仕事だ。リーダーにやらかしを報告して、対応策を練ろう。にんにくくさかったら謝ろう。

にぼの詩@川越

埼玉県の川越というところがある。

最近は観光客も増えたりして、休日になると人も増えて賑やかになる。地元民としては住んでる街がこうして注目されるのは誇らしいし、嬉しい。
この前のお祭りの様子。↓


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でも川越には他にもいいところがあるのを私は知っている。それはラーメンがおいしいことだ!

私はラーメンが好きで知らない場所や駅に行ったら必ずそこのラーメン食べるほどだ。

そんな私なので、これからは地元川越のおいしいラーメン屋を定期的に紹介していきたいと思う。

最初のお店は「にぼの詩」というお店。
場所的には本川越駅からちょっと歩いたところにある。でも一本道で観光地の途中にあるからそんな苦にならないはず。

このお店は最近できたのだが、川越ラーメンフリークたちの間では密かに話題になっている。なんというか、通いたくなるお店なのだ。

にぼの詩と書いてある通り、煮干しをメインに使っており、店長のTwitterを覗くと並々ならぬこだわりを感じる。けれどとても丁寧な人柄で偏屈とかじゃない。

そんな店のラーメンがこれ↓
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一目で濃厚と分かる。これでも三段階ある(今は四段階らしい)内の二番目とのこと。

銀鱗の浮かぶスープを口にいれた瞬間にビターギリギリの旨味が一杯に広がる。限界まで煮干しの風味を搾り取っていることを感じる。たまらずに麺をすすると、麺の波に乗って煮干したちが再び口の中へ泳ぎ出した。海だ…。力強い苦味に自然の滋美深さを想起させられずにはいられない。
不健康だが、プリン体が隅々まで染み渡っていく…。だがうまい。やめられない。

チャーシューも巨大でうまい。しっとりしていて食べ応えがある。メンマなどのトッピングも優秀だ。飽きない構成。卓上にも煮干しを使った調味料が置いてあり、煮干しの世界を堪能して貰おうという店長の意気込みを感じる。

ふと店内を見やると、こじんまりとして落ち着いた内装だと言うことに気付く。手狭に感じるが、これくらいの大きさでなければ店長一人のオペレーションで厳しいだろう。また客とのコミュニケーションも取りやすい。もちろん店長とも話しやすい。そのせいかTwitter上ではよく店長に話しかける人を見かける。客との距離が近いのもこの店の魅力だろう。何か醤油差しとか持っていくと自家製煮干し油を入れてくれたりするらしい。私の記憶ではそんなサービスをする店はなかった。とても魅力的に感じる。

また限定ラーメンにも力を入れているみたいで、今は冷やし系のラーメンがラインナップに名を連ねている。おすすめだ。

ちょっと話がずれるが、昔この近くに「ラーメンアキラ」という二郎インスパイアとは名ばかりの、強烈な個性を持つラーメン屋があった。長くなるので割愛するが、「にぼの詩」にはこの界隈から失われていた同様の「個性」を感じる。頑張って欲しいし、また行きたいと思える。ここじゃなきゃだめなんだ、と客が思うラーメン屋だ。

日常に疲れてほっとしたいとき、ちょっと違う体験をしたい時、来てみたら如何でしょうか。


#ちょうどいいお店

「メシコレ」公式ブロググループ
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何事も飽き性で長続きしない人間のブログの始め方

先に結論から書くと「ワードプレスじゃなくて、無料ブログを始めること」だと思う。

私は前々からブログが書きたくて苦労してた。

そもそもブログを書くことに苦労しない人には意味が分からないかもしれない。そういう人はあんまり読む必要ないかも。

タイトルの通り、私は飽き性で長続きしない。注意散漫で仕事でもよく指摘される。ていうか小学生の頃から言われてた。メモとっても忘れるし、メモ取ることを忘れる。

でも書くことは好きなのだ。
なぜか。

散漫な注意力のまま、赴くままに、なんでもできるからだ。

私にとってそれはとても自由で気楽なことだ。

でもブログは長続きしなかった。
なんでかというと「始めるのがめんどくさいから」。そして、「SEOやらの集客方法に惑わされていやになるから」だ。

最初に無理してワードプレスやろうとしたのがいけなかった。ものぐさな私にはワードプレスはあまりにも自由すぎた。少し制約があるくらいの方が私は自由を感じることができるのだった。

はてなブログは今のところ使いやすい。アフィリエイトアドセンスも貼れる。後者は有料だけど。

やっぱり使いやすさ、始めやすさ、目新しさがそろってないと飽き性にはつらい。はてなブログはけっこう飽きさせない工夫があっていい。たぶんこっちのが性格にあってる。

また結論を言う。
「ものぐさ飽き性はまず無料ブログから始めろ。集客とか考えるな。まず承認欲求を満たすのだ」

これからよろしくです。