文系未経験エンジニアが「LPIC level1」を一ヶ月で取得した方法
未経験エンジニア、特に文系諸君は掲題ワードをよく検索するんじゃなかろうか。
安心せよ、僕もだ。
僕自身、そういうサイトにお世話になったので、取得方法を記しておこうと思う。
といってもホントに簡単。
これだけ。
ただ、大事なのはその時間が捻出できないこと。それが大変なんだよな?わかる俺もそうだった。
じゃあどうやってその時間を捻出するか。
僕は会社の待機期間中にやった。
SES派遣エンジニアなんかは待機期間があると思う。とにかく会社でやれ。資格取得を業務として処理するんだ。
もし今、エンジニアになろうとしている人がいるなら、最初に資格取得をやってくれるところを選びな。ITパスポートなんかどうでもいい。CCNAかLPICorLinucを取らせてくれるところを選ぶんだ。いざ働き始めるとなかなか時間がとれない。だから、会社が業務として資格取得してくれるところを選んだ方がいい。
まとめると、教材は小豆本、スピードマスター、ping-t。
やり方としては参考書読まなくていいからとにかくping-tの問題を解きまくる。もちろん分からないだろうから、そのつど小豆本とスピマスで確認する。ping-tは外れ選択肢も理解することが重要だ。
頑張ってくれ。とにかく会社で勉強出来るように立ち回るんだ。
純文学好き。なろう小説も好き。
柚葉さんのブログもといツイートが面白かったので似た話題で書こうとしたら、なんかなろう小説も絡んできた。
おもしろいですねえ
— ハギワラシンジ$ブンゲイ実況中 (@hagiwarasinzi) 2020年1月29日
純文学が好き?
柚葉さんのいうとーり、純文学(現代文学)はわけわかんねえな?
改行もないし、何言ってるかわからんし、後から解説見て「そういうことだったのか!」と得心する手間が煩わしい。煩わしい大学主席卒業だ。解説見たらそれで満足しちゃうし。
僕の場合は古今東西の純文学が圧倒的にキャパオーバーだ。世の中の純文学は常に僕の想像を超えつつ、考えれば理解できるから、「なんで最初に理解できなかったんだろう」という思いも強い。
でも。
でも、僕は純文学現代文学が好き。
それは僕が書く側としての意識が強いからかも。
ここからちょっと抽象的な話かも
だってほら、小説って自由だから。そして解放に忠実だから。自分のペースで、ゆっくり何でも表現できる。倫理もタブーも無い。無いという思い込みを解放してもいいし、しなくてもいい。
僕たちは「解放しているのか、それとも解放されているのか」考えられる自由がある。少なくとも会社でドキュメント修正してるより楽しい。
僕は純文学書いてると「俺存在してるなぁーっ」と思えるのだ。すると「なんで存在してるのだァー?」とどんどん考えて、いつの間にかすんごい冒険してる心地になる。
冒険、自由、解放。
僕が心から望んでいるものだ。
それらは時代によって形を変える。そして、書き方も変わる。
なろう小説も好き?
で、なろう小説がなんで好きかっていうと。
人の自然な部分がとてもよく見えるからだ。
突然なのだが、僕は動物の補食シーンが好きだ。なんでかってーと、自然だからだ。動物は食べるときに、最も、うつくしくなる。食うために生きてるからだ。生きてる体は美しい。その瞬間にあらゆる機能美が牙を剥く。それを見てるとね、安心するんだなーっ。あっ、そうだよね。自然でいいんだよね…って。
ほら、我々という生き物はなかなか自然になれぬ。
しがらみとか?建前とか?イーアルファンキーウーロン茶とか?むつかしい。
だから僕は体を目一杯使った動物の自然を愛するし、人間の見下げ果てた欲望が牙を向く小説を愛してしまう。
自然だからなぁ。
なろう小説はほとんどが、腐ったマスカットの煮凝りのようなテーマが詰まってる。ここにはちょっと書けないね。
そして、それをこよなく愛する人がいる。
僕はそんな欲望の煮凝りを読んで、自分の穢い欲望に触れると、「よかった…自然だ…」と思ってしまう。う○こ眺めて、安心しないか?しないか。
つまり?
つまり、僕は小説において、どんな形であれ自由で解放的なものが好きだということ。そいつらは居場所と可能性と、あらゆる余地を与えてくれる。だから僕は好きだ。
「豚ラ王」実食レポ
誰に言われるでも無く食べてみた。
恥も外聞も無く二郎にすり寄る大手企業。すり寄るってのは表現がよくないか? まあ二郎も確か「勝手にやってくれ」ってスタンスなんだよね。それないいか。
具はちょっと厚めのチャーシューとちょっと多めのフリーズドライ野菜。もやしとかはない。背脂が入ってた。なのでいろいろ具を足したら別物に…。
足したのはもやし、鰹節、青バラ海苔、ベーコン。
すまん、具の力が強すぎる。うまい。
でも本体自体も悪くない。麺がさすがラ王って感じ。太くて啜りごたえがある。カップ麺にしたらかなりの太麺。これを味わうために買うのはあり。
スープは二郎風味のとんこつ醤油。ぼんやりと方向性は伝わった。雰囲気なら味わえるので、自前トッピング推奨な感じ。
トッピングは川越老舗乾物屋「轟屋」の枕崎産鰹節を使用。二郎系に魚粉トッピングは合うのだが、今回はかなりはまった。味わい深さがダンチ。青バラ海苔と相まって幸せな海の香りと化学調味料のハーモニー。
総じて悪くなかった。刻みニンニクを入れたらさらに雰囲気出たかもしれない。200円そこらなら試しても悪くないかも。
【ブンゲイ実況】川合大祐【BFCバトルアーカイブ】
【川合大祐】(敬省略)
第一回BFC一回戦ファイター
【ファイトスタイル】
自句自壊小説
自句自壊川柳
【BFC作品】
「ニルヴァーナ 川柳一〇八句」
【タイセンE作品】
川柳自句自壊小説 嗅|川合大祐
【書籍】
- 作者:川合大祐
- 出版社/メーカー: あざみエージェント
- 発売日: 2016
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
【ブンゲイ実況】
【わたしのしゅかん的な感想】
僕はBFCに参加するまで川柳をほとんど嗜んで来なかったのだが、いやぁいいもんだね。川合さんの川柳を読んでつくづくそう思った。まあ、何でもありなんだなって。
本選作品のニルヴァーナは一○八句あって煩悩の数を現しているようだ。めちゃくちゃ煩悩。でも、すごい好きな、心にヒットする川柳がいくつかあって楽しい。笑えてくるくらいぜんぜん分からない川柳もあるのに、時折スマッシュヒットしてくるのはなぜだろう。
そう、川合さんの作品には「わからなさ」がある。
僕はこのわからなさが好きで。
なぜかというと、「わからない」ことが書いてあると安心するんだ。得体の知れないものでもいて良いんだって、ほっとできる。そういうやさしさが川合さんの作品にはあると思うな。
タイセンE投稿された「川柳自句自壊小説 嗅」には特にそれを感じる。
これはまあ、作品全体にう○こが散りばめられてるんだけど(同じくタイセンEの伊予夏樹さんもう○こ小説書いていてちょっと面白いと思った)「異形」って感じが全面に出ててひじょーに好みでした。化け物が出てくる異形っていうか、小説のあり方が異形だった。「あっ、こういう世界を考える人がいて(著者について言及するのは野暮かもしれないが。そんなこと言ったらこのブログが野暮の塊だが)こういう世界をきちんと存在していいんだな」と勇気をもらった。
あと、主人公が駄目野郎なのが共感できる。
僕が駄目野郎なので。共感しちゃいますねえ。
それでいて、ヒロイン?的な存在との関係性がね。小説世界が発する強烈なパワーや刺激を、話せないヒロインが「こういう風に、この子は留まり続ける衝動を処理するんだ」って感動した。
感動したねえ。
こういうパワーのある世界を描くとき、それに見あった効果的な文を挿入しようと、我々は躍起になると思うんだが、この小説にはそんな野暮なことなんて無く。大事なことがさらっと描かれつつも、深く心に入り込んでくる文章がつえぇと思った。
停滞する想いと衝動、糞まみれの世界と、異形の者たち。グロテスクな世界観と普遍的な感情。ささやかな気持ちと流れていく想い。楽しかったなぁ。
なんか、俺が小説書きだから小説の方に早口になってしまった。許してくれ。
【ラーメン】閻魔大王まぜそば@にぼ乃詩in川越【食べ歩き】
年末ににぼ乃詩で限定を食べた。川越にあるグレイトな煮干しラーメン専門店。
写真で伝わるかな、この深海の砂みたいなスープ。これまぜそばなんだけど、おそらく元はラーメンだったはず。でもスープが濃厚すぎてもうまぜそばになっちゃったんだろうな。
麺との間に隙間があるのはスープが固すぎて入っていかないからだろうな。やべえよ。
最高に冒険心をくすぐられる一杯だった。にぼ乃詩には定期的にいきたい。
年初に就職して、一ヶ月経ってないけど相変わらず働くのがつらい。家から遠いから自由な時間も少ない。ほとんど通勤時間だし。でも、腰痛がよくなってきてほんとによかった。それは救い。近所に奇跡的に腕の良い整骨院があったのがありがたかった。
仕事はわからん。でも、わからんなりにがんばってるはず。
【ラーメン】一指禅@川越新宿店【食べ歩き】
川越ローカルチェーン店(たぶんチェーン)に一指禅という店がある。
味としては「塩とんこつ」。無理やりくくればそうなる。でも、一指禅は一指禅だ。二郎が二郎であるように、中本が中本であるように。一指禅は一指禅の味。ぎりぎり唯一無二の味。
その中でも俺は川越新宿店が一番うまいと思う。本川越店、上福岡本店、ふじみ野や西所沢、名前は違うが一笑ラーメン、百歩など系列店含めたくさんあるが、一番うまいのは「川越新宿店」だ。
記憶を思い起こす。
チャーシューメン+ランチタイムサービス、ライス&サラダ
サラダはもう食べ終わってる。
この飾りっ毛のない白い器にシンプルな構成のラーメン。ライス。スープ。全体的に白が目立つのも一指禅ならでは。
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長寿の要は五行にあり・・・
陰陽五行の精髄を得て「気血同源」「医食同源」を提唱しつつ、十数年の研究を重ねた結果
その集大成であります五行湯を完成いたしました。
<強精健体><調整五行><順従自然><医食同源><滋養陰陽><長寿天年><謂一指禅>
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ホームページより引用。
なんのこっちゃわからんが、とにかくオリジナルなスープ。確かにそれをうたうだけのことはあると思う。
味は……。難しい。
いや、そんなに複雑な味ではない。大まかな輪郭はとんこつだ。そんなに臭くはない。しかし独特な匂いがする。これが薬湯か。香草の香りではないと思うのだが、奥底に微かに得たいの知れない風味を感じる。それがたまらない。
上品な部類に入るテイストだと思う。しかし、濃くて脂感はしっかり感じる。それでいてくどくはない。
麺は中細ちぢれ麺。加水率はやや高め。つるっとしている。とんこつに合わせるには珍しい麺だ。普通なら加水率低い、ぼそっとしたストレートを合わせる。でも合うんだよなあ。
一指禅のトッピング群は全部好きだ。
ほのかに豚臭さを残したチャーシューは、スープと合わせるとやたらうまい。食べごたえがある。
茶色いコーヒーに浸けたのようなメンマ。実は俺は一指禅のメンマが一番好きだ。柔らかくて酸味と甘さがある。いくらでも食える。
味玉は可能なら付けたい。ここの味玉はよく染みていてかなりうまい。
写真にはないが卓上に辛子高菜とネギが置いてあり、なんと入れ放題だ。
俺は必ず、ライスに辛子高菜を乗せ、味玉かバターを乗せてスープをかけて混ぜて食べる。ライスではなく肉丼というチャーシューの切れ端を煮込んだサイドメニューに、同じことをしてもよい。少し減ってきたらネギやニンニクを入れる。最高だ。いくらでも食えるぞ。ただし辛子高菜はめちゃくちゃからいので注意。割りとねっとり系で連帯感のある辛子高菜だ。俺はは乾燥しているやつより、こっちの方が好きだな。
ちなみに。
個人的には、一指禅ラーメンにはあまり調味料を入れないほうが良いと感じる。特にニンニクはやめた方がいい。俺はそこまで繊細な舌を持っていないが、断言する。味が壊れる。確かにうまいけど、一指禅の良さは消えると思う。やるならライスに乗っけてちびちびやろう。それか揚げニンニクラーメンを頼め。あれもまたうまい。おそらく一指禅のスープには「香ばしい系」の風味があるのだろう。味噌ラーメンもうまいからな。
また食べたくなってきてしまったなあ。
埼玉「ド」ローカルのソウルフード、一指禅。
知らない人は食べてみるといいかも。
天下一品とかいう白米のためのラーメン 天下一品@本川越
夏に終わりがあるように、雨のち晴れがあるように、川越にも天下一品がある。
天下一品。
そういうラーメン屋。鳥ベースのやべえくっせえスープ。ぺらっぺらのチャーシューと乾燥しきったネギ。ほっそいメンマ。でも、それがいいのよ。唯一無二だから。唯一無二はすべて許される。
この日は暑かった。
初夏も過ぎてた。蝉ファイナルはまだ息を潜め、みんみんみんみんうっさかった。
俺は部屋でナンバーガールを聴いてた。ザゼンボーイズを聴いてた。向井秀徳が深夜にポテトサラダ喰いてえって言ってた。
俺は天下一品が食べたくなっていた。真っ昼間にくっせえくっせえ天下一品をかっこみてえ。
久しぶりに。
きちゃった。
頼んだのはラーメン+豚キムチ+ライス少な目。
確か900円くらい。
リニューアルして前より高くなった。前はランチ800円くらいだったからね。爆安。だからリニューアルしたんだろうけど。
天一に行ったとき必ずニンニク薬味を頼んどく。うめーんだこれがよ。たまらん背徳感。背徳漢先生お世話になってます。
それで、全然溶けない。スープに溶けない。味噌より溶けない。なめてんのか? お前ほんとにスープか? ピーナッツバターちゃうんか?
でも溶かす。無理やり溶かす。それがいい。
スープにニンニク薬味を頑張ってとかしこむ。でも、実はそこまでニンニクガツンと来ないふしぎ。でも口はくっさくさ。なんでだろ。そしてうまい。
豚キムチはソース感強い。前もこうだったか? つまみ感がすごい。これは豚キムチという名の別のもんや。ビールくれ。銀色のやつ。エセヒスーパァデェラァイ。
ライスが合うんじゃ。
ライスに合うラーメン王座決定戦上位に食い込むね。家系としのぎを削ってる。
このもったり濃厚スープと白米。
カロリーの、あしおとが、します。あー、きこえないお。
結局スープまで飲み干す。しゃーねえ。俺は悪くねえ。
天下一品はやっぱ下品なんだよなあ。どう取り繕っても、綺麗じゃない。どんなにリニューアルしても机ぴかぴかにしても、値段上げても、そのどうしようもないくさうまさからは逃れられない。俺も逃れられない。あー、どうしようもねえ。
あー、夏が暑い。
それは天一のスープを飲み干すように、当たり前のこと。どうしようもない。