頼むから自由にしてくれないか?

創作、ブンゲイファイトクラブ、六枚道場について綴る文芸にんげん。あとたまにラーメンと仮想通貨。ラーメンライター。

チャット小説は「誰が何をしているか」が一目瞭然だから読み手にも書き手にも負担が少ない。

前々から興味のあったチャット小説をやってみた。

Pixiv のchatstory。アカウントがあったのと、あとは何となくで。

やってみてわかったが、これはなかなか面白い。
チャット形式だから必然的に会話メインになる。
地の文の比率が少なくなる。そこが重要で、すごーく軽く書けるのだ。
地の文って書く人にとって腕の見せ所なんだけと、やたら冗長にもなるし、めんどくさかったりする。
例えばストーリーはいいのに地の文で台無しにしていたり、地の文に力使いすぎて失速、執筆断念する人もいると思う。

そういう人こそチャット書くといいんじゃないかな。
あと、チャット形式だから誰が何を言っているのかが一目瞭然だ。台本みたいに名前が振ってあるし。
地の文って誰が何を言っているか、しているかを描写することがほとんどなので「誰が話しているのかすぐ分かる」っていうのは書き手にとっても、話し手にとっても負担が少ないのでは。

もちろん、好みはあるだろうし作品によって向き不向きがある。

でもチャット小説が新たな潮流になっていくことは間違いないだろう。